画家の見たプロヴァンス
巨匠たちにプロヴァンスとコートダジュールを案内してもらいましょう!
強烈な太陽や暖かい気候や大自然が、画家を惹きつけるようです。
プロヴァンスで過ごした巨匠たちの、プロヴァンスをテーマにした絵画を集めてみました。
▼画家別
モネ|ルノアール|セザンヌ|ゴッホ|ゴーギャン|シニャック|マティス|ピカソ|ブラック|シャガール
プロヴァンスゆかりの偉人
プロヴァンスのポスター
Monet, Claude (1840.11.14 - 1926.12.5)
印象派。ブルターニュのイメージが強いが、プロヴァンスの光り溢れる風景画も多く残している。
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Renoir,August (1841.2.25 - 1919.12.3)
印象派。リューマチに悩まされた晩年をコートダジュールで過ごし、温かい色彩の風景画を多く残している。
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Cézanne, Paul (1839.1.19
- 1906.10.22)
後期印象派。エクサンプロヴァンスに生まれたセザンヌは、一度パリに上京するも再び故郷に戻って描き続けた。
van Gogh, Vincent (1853.3.30
- 1890.7.29)
ポスト印象派。浮世絵に衝撃を受けたゴッホは、南仏に光を見い出そうとしてアルルに移住、作品製作に没頭した。
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Gauguin, Paul (1848.6.7
- 1903.5.9)
ポスト印象派。アルルでのゴッホとの短い共同生活の間、多くの作品を残している。人間模様をよく捉えている。
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Signac, Paul (1863.11.11
- 1935.8.15)
新印象派。サントロペに居を構え、点描画で南仏の陽光を見事に捉えている。
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Matisse, Henri (1869.12.31
- 1954.11.3)
フォーヴィズム。ニースに移住し、ヴァンスのロザリオ修道院のデザインを手掛けるなどした。風景画は少ない。
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Picasso, Pablo (1881.10.25
- 1973.4.8)
キュービズム。アンティーブの近くに移り住んだが、陶芸に没頭したため、風景画は多くない。
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Braque, Georges (1882.5.13 - 1963.8.31)
ピカソ「アルルの女たち」に衝撃を受け、ともにキュービズムを発展させた巨匠は、風景画を数点残している。
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Chagall, Marc (1887.7.7
- 1985.3.28)
第二次大戦後ニースに移住。コートダジュールをテーマにした作品が残っている。
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プロヴァンス
歴史と印象派の旅 |
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牟田口 義郎、佐々木 綾子、佐々木 三雄 |
新潮社 とんぼの本 |
タイトル通り、第一章がプロヴァンス各都市の歴史(オランジュ、アヴィニョン、ポン・デュ・ガール、ニーム、エーグ・モルト、グロー・デュ・ロワ、サント・マリー、アルル、レ・ボー、サン・レミ、エクス、マルセイユ、コート・ダジュール)、第二章が印象派の足跡(アヴィニョン、アルル、サン・レミ、モンペリエ、マルセイユ、エクス、サン・トロペ、カネ、ヴァロリス、アンティーブ、ビオ、カーニュ、サン・ポール、ヴァンス、ニース、ヴィルフランシュ、マントン、ボルディゲラ)を追う旅になっていて、写真は少々古く感じるが、文章が読みものとして興味深く、プロヴァンス旅行が待ち遠しくなる。 |
世界・美術の旅ガイド 南フランス プロヴァンスとコート・ダジュールの美術館と画家たち |
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キークリエイション |
美術出版社 |
ゴッホ、セザンヌ、ピカソ、ルノワール、マティス、シャガールといった、南フランスを愛した芸術家たちの足跡をたどりながら、個性的な美術館・博物館めぐりをするのにもってこいの一冊。きれいな写真が豊富。表裏のどちらからも読むことができ、表からは美術館情報や地域ガイド・旅情報、裏からは南フランスを愛した芸術家たち、となっている。 |
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