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マリア・カラスやパブロ・ピカソなど文化人に愛され、彼らの作品や書簡が館内のあちこちにさりげなく展示されている。アルル出身のファッションデザイナー、クリスチャン・ラクロワの定宿でもある。
北アフリカとアンダルシアをイメージした内装はとても濃密な雰囲気がある。
規模はさほど大きくなく、女主人がとても気さくで、従業員も親しみやすく、心のこもったもてなしがうれしい。
フォリュム広場に広がるテラス・レストランでの朝食は、オレンジのガラスコップが太陽に映えて美しく、ストリートミュージシャンの演奏を聞きながらの夕食も心地よい。
ペントハウス(apartementといっていた)はメゾネット式になっていて、2ベッドルームにキッチンとダイニングとバスルームがあり、テラスの真下にはフォリュム広場が広がる最高の眺め。
右隣りにゴッホのカフェ、古代闘技場まで徒歩5分ほど。 カマルグ、ローマ水道橋、レ・ボー、ドーデの風車小屋など、ローヌ川周辺からリュベロン観光の拠点としても最適 |
・全25室(シングル、ダブル、ツイン、キング、スイート、ペントハウス1室)
・一泊125〜412ユーロ(2003年度、駐車場込、朝夕食別)
・2003年7月はペントハウスに宿泊 |
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パリのアラブ世界研究所や東京の汐留・電通ビルなどで世界的に有名な建築家ジャン・ヌーベルによって、17世紀の元修道院が斬新に解釈されたホテル。
修道院の彫刻などはそのままに、壁面や廊下が一面ガラス張りで覆われているのが博物館のようで面白い。アルミの洗面所にバスタブや屋上のプールなど、中世とポストモダンが同居する不思議な空間。建築好きな方にはたまらないのかもしれないが、東京でこのような無機質な建物に慣れているから、イマイチありがたみが湧かないが、完全に取り壊してしまったり、コンクリートの打ちっぱなしよりはましだろう。
元修道院といっても、部屋は全くもってモダンなのでご心配なく。とはいえ、ホテルと言うよりモダンなアパート(あるいは博物館?)に泊まっている感覚。ビジネスホテルっぽくもあるが、これも4ツ星なんだなあ、と。細い路地に表玄関があるのでわかりにくいが、敷地はかなり広く、中庭が素敵。
アヴィニョンの城壁近くにあり、教皇庁まで徒歩5分ほど。オランジュ方面に足を伸ばすのにも適している。 |
・全80室(スタンダード、スーペリア、スイート8室)
・一泊135〜315ユーロ(2003年度、シーズンによって異なる)
・2003年7月は201号室、209号室に宿泊 |
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ラ・ヴィラ・ガリシ (エクス)
LA
VILLA GALLICI (Aix-en-Provence) |
留学中に両親がやってくる時に、
エクスのホームステイ先のおばあちゃんに薦められたエクス随一のホテル。
プロヴァンス特有のヴィラ風の建物。館内は濃厚なラヴェンダーの香りで満たされ、客室内では、ベッドカバーもタオルもカーテンも壁紙もじゅうたんも、あらゆるリネンがプロヴァンス生地を使った、プロヴァンスにこだわったシックな内装。
ティーラウンジでは、食後酒を片手に新聞を飲んだり、他の宿泊客と談笑したり、ゆったりと時間が流れ、まるでプロヴァンスの知人宅に招かれたような気分になる。
中庭での朝食にうっとり。プロヴァンス料理の食べれるレストランもかなり美味。
エクスの北のはずれの住宅街の中に位置し、クールミラボーまで徒歩15分弱。
最近はなかなか予約が取れなくなっていて、3回連続して涙を飲んだ。 |
・全22室(ダブル、ツイン、スイート)
・一泊230〜600ユーロ(2003年度、シーズンによって異なる) |
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ベルエポック時代のゴージャスな建築、ゴージャスな内装、ゴージャスなサービス。
ニキのダンシング・ナナ像に迎えられる玄関に、ダリの絵が並ぶゼブラ柄の廊下
。ピンクの壁紙に、金ラメで統一されたまばゆいばかりのバスタブと便器とビデ。メリーゴーランドの中で食べる朝食…何度行っても全てに度肝を抜かれる。圧倒的なまでの主張には、ゴージャスなのか悪趣味なのか判断に戸惑う…小市民の価値観なんて本当にちっぽけなものだ。
コロニアル・スタイルの制服を着たドアマンたちに気後れしているようでは、なめられる一方。いくら夏のニースでも、ここだけはTシャツ・短パンは許されない。
レストラン「シャントクレール」にはイッチョウラで決めて行きたい。
プロムナードデザングレ(英国人の散歩道)に面し、オーシャンビューの部屋からの眺望は最高にリッチな気分。まさに「前は海、後ろはハト…」ではなくネグレスコ。
ニース市街観光はもちろん、海沿いを西にカンヌやアンティーブ、東にモナコやエズやマントンなどへコルニッシュをドライブするのにも最適 |
・全169室(シングル、ダブル、オーシャンビュー・デラックス、ジュニア・スイート、スイート24室)
・一泊225〜780ユーロ(2003年度、シーズンによって異なる)
・2003年7月は424号室、425号室に宿泊 |
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写真館「ホテル・レジデンス・フロリダンヌ(エクス)」

上記以外のホテルは、こちらで検索できます。
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南仏プチホテルの旅 プロヴァンス編 |
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浅岡 敬史 |
東京書籍 |
目と舌の贅沢、心を遊ばせる南仏夢見巡り。セザンヌの描いた山,修道院を改装した憩いの宿,プロヴァンヌ料理の偉大な父,楽しい風呂から巨大な水道橋へ,農家民宿ほか,偉大なる田舎の魅力いっぱいの特選の宿9選。
「偉大なる田舎」プロヴァンスの、マルセイユ、エクサン・プロヴァンス、レボー、アルル、アヴィニョン、ポン・デュ・ガールなどの、旅籠ホテルでのゆったり滞在記。巻末にはジット・ド・フランス(民宿)の紹介やホテルの予約方法も。 |
南仏プチホテルの旅 コートダジュール編 |
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浅岡 敬史 |
東京書籍 |
絶壁から見下ろす地中海,香水の町,サルトルの愛した部屋,陶器の村とピカソ,タラソテラピーなど,青い楽園コート・ダジュールのリゾート気分が満喫できる特選の宿10選。
「紺碧の楽園」コートダジュールの、サン・ジャン・カップ・フェラ、ヴィルフランシュ・シュル・メール、ヴァンス、モンテカルロ、ムージャン、ヴァロリスなどの、瀟洒なホテルでのしっとり滞在記。写真も美しい。タラソテラピー(海洋療法)の体験記も。 |

まだまだオススメ本あります→プロヴァンスに関する本
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