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エクサンプロヴァンスのサントン人形市 

Foire aux Santons d'Aix-en-Provence

エクサンプロヴァンスのサントン人形市  

プロヴァンスのクリスマスの風物詩と言えば、サントン市。サントンとは、キリスト誕生のシーンを再現した陶器の人形のこと(いわゆる「クレッシュ」)。プロヴァンスの人たちからすれば、毎年少しずつ増やしていく楽しみがあるようです。ちょっとしたコレクション心をくすぐるんでしょうね。外人の私からすると、聖書上の人物の他にプロヴァンスの人々も民族衣装で参加しているのが面白いです。ちなみに、エクスのお隣のオーバーニュという街が、サントン人形の産地として有名です。「愛と宿命の泉」や「プロヴァンス物語」の劇作家マルセル・パニョルの故郷でもあります。

「オフィス・ド・トゥリズムの横でサントン市がこぢんまりと開催。7台ほどのキャンピングカーにたくさんのサントン人形が並び、人々が群がっていたので、のぞいてみる。それぞれの人形の表情や色合いが微妙に違うのに驚いた。ホントに手作りなんだ〜と感心。詩人ミストラルやペタンクおじさんや木を植えた男(ミストラルにマントがあおられて帽子を押さえている)なども捨て難くて小1時間悩んだ末、一番プロヴァンスらしくて福々しいタンブーランとアルルの女を購入。一番小さいやつで1つ11ユーロ。ちょっとしたお土産にしちゃあ高い。酉の市や初詣に行って七福神やダルマさんを買うような気分だった。」(2006年11月26日の日記より)

期待したよりは出店数は多くない。
人形の大きさも大小あり、値段も当然違う。
どことなくお雛様みたい。
ジオラマのように展示している店も。
マルシェじゃなくてフォワールというらしい。
アルルの女とタンブーランを購入。

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